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rkrnで恋するお題111題やりたかった(1~11)

落乱 腐向け CPカオス とても短い 
シチュエーションばらばら(片思い、死ネタ、年の差、未来設定など)
お題間のつながりなし
今後の更新予定無し
テーマに沿っていろいろ書きたかったのをまとめました
昔の作品すぎて恥ずかしいし全体的に意味が分からない
過去サイトからの転載


1.焦がれる こへ←滝

好きです、好きです、好きです。
どうしようもなく、貴方に焦がれるんです。
気がついたら、貴方が好きでした。
認められない恋だけど。
こうして焦がれることだけは許してください。


2.追いかける 体育委員会

貴方はまるで風の様に自由に走る。
私たちは、そんな貴方を見失わないように追いかけます。
どこまでも、どこまでも走りつづける貴方を、私たちは追いかけます。
そんな私たちを、貴方は笑って見てるのでしょうね。
私たちは、そんな貴方を追いかけているのですから。


3.諦める こへ滝←次

ずっと、ずっと好きだったんですよ?
アンタは気がついてなかっただろうけど。
オレは、アンタがずっと好きだった。
でもアンタはあの人が好きだった。
あの人もアンタが好きだった。
オレの入り込む余地なんて皆無だった。
仕方ないから諦めますよ。
アンタとあの人、悔しいほどにお似合いだから。
ちょっ、何泣いてるんすか!?
笑ってくださいよ、お願いですから。
どうか、お幸せに。


4.懐かしむ こへ滝?

懐か、しいなぁ。
ま、たお前に会え、るなんて。
ははっ、何年、ぶりだ?
…ああ、もう。
私は、大丈夫だ、からさ、
そんな、顔、すんなよ
…泣い、ている、のか?
困っ、たな、私、はおま、えになかれ、るの、嫌な、の…に………


5.望む 滝夜叉丸

あの人は、もう少し下級生のペースに合わせるということをしないのだろうか。
いつもいつもいけいけどんどんと前へ前へと進むから、困る。
視線の先には、もう先輩は見当たらない。
ふ、と。
後ろを振り返る。
そこにはふらふらと歩く後輩の姿。
ああもう!お前ら歩くと持たないぞ!
死ぬ気で走れ!
って、魂飛ばすなーっ!戻ってこーいっ!
三之助そっちは違うーっ!

……一度で良いから、走らなくても良い委員会をやってみたい、なあ。


6.願う 6は

ふ、と。空を見上げる。
曇りのせいか、空がいやに近くに見えた。
そういえば、あの日もこんな空だったなあ、と記憶を辿る。
あいつと、道を違えた日。
あの日以来、あいつとは会っていない。
元気だろうか。
死んではいない、と信じている。
あいつは、不運だが変なところで運が良いから。
六年ずっと一緒だった俺が言うんだ。間違いない。
…この道を選んだことは後悔していない。
それは、あいつも同じだろう。
だが、願わくは。
また、あいつと酒でも呑み交わしたい。
こんな曇りの日ではなく、ムカつく程の青空の下で。


7.想う 土井←くく

この想いは秘めるべきものなのだろうということは理解しています。
同性だとか、年齢が十近くも離れているだとかいうこと以前に私たちは教師と生徒なのですから。
そのことを、分かっていても、もう、無理なんです。
もう我慢できないんです。
忍として失格なのだろうと、思います。
でも、この想いは秘めるには大きくなりすぎてしまった。
好きなんです、先生。


8.見つめる 立花と鉢屋

そういやあいつの瞳は硝子玉のようだなあ、と以前変に勘が鋭い友人が言っていたのを思い出す。
それ以来、だろう。
私は気が付けばあいつを目で追っていたようだ。
暇さえあればあいつを見ているな、と世話焼きな友人に指摘されて以来、堂々と見つめることにした。ふむ。観察と言った方が正しいかな。
あまりにもあからさまに見つめていたものだから先日、あいつ自身からいい加減止めてくれと懇願されてな。
迷惑そうに顔を歪めながら、なのにその瞳は何も写さず透き通ったままで。
笑いが漏れたよ。
どうにも既視感を感じると思った。
あれは、数年前までの私じゃないか!


9.悩む 笹山と夢前(と加藤)

ああ、どうしよう!
ホント迷うなあ、どうしよう。
あれもいいし、これも捨て難い。
かといってそれが駄目かといえばそんなことは全然無いし…。
ホント、どうしようかなあ。
ん?何?……む、いっそ全部、か。
……。
…うん、それ良いね!
さっそく馬鹿旦那にでも試して見ようか。
あははっ。悩んでたのが馬鹿みたいだ。
そうだね。迷うくらいなら全部やればいっか。
あの馬鹿だから大丈夫だろうし、ね。


10.惚れる タカくく

例えば
揺れる髪の毛とか
ふとした瞬間の眼差しとか
意外と傷だらけな手のひらとか
低く響く声とか
僕よりも小さいはずなのにとても大きな背中とか
照れた顔とか
幸せそうな顔とか
はにかんだ笑顔とか
悔しそうな顔とか
頑張ってる横顔とか
他にも、いろいろ。
数えきれないくらい
大好きな君のいろいろな姿を見るたびに
僕は何度も君が好きになるんだ。


11.逃げる こへ滝

逃げるなんて許さない。
だってお前は私のものだ。
そうだろう?

卒業しても逃がさない。
敵対なんて許さない。
死んで逃げられるとか思うなよ。
ああ。そうだ。
もし死にたいのなら私がお前を殺してやろう。
もし逃げたなら地の果てまで追いかけて私がお前を殺してやる。
お前が最期に見るのは私だ。
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